知覚運動研究室の樋口です。2025年度が始まり,もうすぐ2か月となります。2025年度,樋口研究室は博士後期院生5名,博士前期院生5名,ポスドク2名,研究生1名,その他客員研究員や他大学で活躍されるサポートスタッフ含め,20名程度のスタッフ構成で運営しています

 

大学院では,授業や研究活動に多くの時間が割かれます。そんな中で,大学院生が少しでも私の研究室を選択してよかったと思ってもらえるよう,様々なイベントを取り入れています。以下,新年度におけるその一例を紹介します。

 

4月16日には,慶応義塾大学にて,心理学領域のレジェンド的存在である,David A Rosenbaum氏の来日講演イベントが開催されました。日本からの話題提供者として,私から20分程度の発表を行いました。また,研究室から6名のスタッフが参加しました。内容もさることながら,英語に耳を鳴らす機会としても大変有用でした。詳しくはこちらをご覧ください

 

本年度,研究室では初めて留学生が大学院スタッフとなりました。中国から来た,陳思言 (チンシゲン)さんです。5月9日には,陳さんのいとこの陳カイさんが研究室見学に来てくれました。カイさんは現在,ジョージア工科大学の大学院生として,コンピュータサイエンス分野の勉強をしています。当日は,私の研究室で行っているVR研究の一部をご体験いただきました。

 

2023年度に博士後期課程を修了し,現在ドイツのフリードリヒシラー大学にて研究をしている,佐藤和之君が一時帰国しました。研究室では,帰国を歓迎する意味も込めて,少人数で交流の場を持ちました。町田の有名なパン屋さんに寄った後,広い公園にて談笑の時間を取りました。少しでも海外での仕事の疲れがとれれば良いなと願う次第です。