行動生理学研究室の北です。今回は、副専攻の特別研究をもとに国際交流を行った学生のお話をします。


今年度、研究室で特別研究を行った余越さん(生命科学科)が、所属学科のプログラム「Global Communication Camp(GCC)」を利用して、SUNY(The State University of New York)で開催された研究発表会に参加し、副専攻の特別研究で行った研究内容について発表しました。ちなみに、人間健康科学副専攻コースのカリキュラムでは、特別研究が国際交流に直接つながる建付になっているわけではないので、今回の国際交流は余越さんが主専攻の利点を生かし、自身のチャレンジ精神、探究心を発揮し、実現したものです。GCCの概要・趣旨については以下のとおりです(生命科学科主催)。

 

・日程:2025年2月23日―3月4日
・場所:SUNY Oneonta、USA
・趣旨:海外大学において英語での研究発表の機会提供、現地学生との交流による英語力向上、授業聴講
・内容:英語シンポジウムでの研究内容のpresentation、poster session

 

GCCにおいて余越さんが発表した研究のタイトルは、“Effects of social interaction on inflammatory depression”(炎症性うつ病に対する社会的交流の効果)です。これは余越さんが副専攻の特別研究で行った動物実験の内容をもとにしたものです(図、写真)。
 

【本人コメント】(抜粋)*******

 GCCではパワーポイントを使用したプレゼンテーションのほかに、ポスターセッションも4日間あり、自分の研究を多くの人に発表する機会が得られました。専門分野が違う人に説明すること、さらに研究内容を英語で表現・発表することはとても難しかったのですが、専門分野や言葉の壁を越えてコミュニケーションができたときには、テーマをほめてもらえたり、興味を持ってもらえたり、とても達成感を感じることができました。(中略)私は12月に行われた副専攻研究発表ではあまりうまく発表できずに終わり、悔いが残る形になってしまったのですが、このGCCでリベンジをすることもでき、満足のいく形で終わらせることができました。副専攻の研究にあたり、12月の副専攻発表に加え、その後もたくさんサポートしてくださった先生、また大学院生の皆様、本当にありがとうございました。

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副専攻の研究内容を使って海外の大学で発表できたことは、本人にとって、とても有意義な経験であったと思いますし、私たちにとっても副専攻のプログラムがこのような形で成果として実ることは本当にうれしいことです。

 これから副専攻の履修を目指しているそこの学生さん、専門分野以外でも興味のあることにチャレンジしてみましょう。新たな世界がみられる、かもしれませんよ。