行動生理学研究室の北です。
今年も研究室の恒例行事「初めての共同作業〜?」が実行されました(単なる私の誕生祝いなのですが)。新年度が始まり、まだよく知らないメンバー同士での「初めての共同作業」は、研究室メンバーにとってお互いを知る上でとても大切な行事になっています。私自身、このメンバーとともにおもしろい研究をしていこうとあらためて励まされた日になりました(研究室HP)。また、今年は、日差しの強い中、昼休みに学内散歩をしている私のことを気遣ってくれて(見かねて)、学生たちから素敵なハットをいただきました(写真:ハット)。そこで、今回のブログではハットをかぶりながら散歩途中でみつけた些細なことを紹介したいと思います。
ヘルプロがある13号館(体育研究棟)の裏口から外に出ると「ジョギングコース」がすぐ目の前に現れます(写真:走路1)。コースは薄い赤色のレーンで区切られていて、これに沿って走ると大学の運動施設(ゴルフ練習場−球技場−弓道場−野球場−陸上競技場−テニスコート−体育館)をめぐりながら1,400m(1周)のジョギングができます。というはずなのですが、レーンの赤色はかすれ、コースの途中では苔が生えていたり、さらには、レーンの脇にある木々によってコースが隠されていて、どこにジョギングコースがあるのかわからなくなっていたりします(写真:走路2)。都立大が八王子に移転してきた30年くらい前は、このジョギングコースはきれいな赤色レーンで、体育の授業でも利用していたのですが、今では、多くの人の視野には入っているけれど、脳にその存在が認識されていないのではと思うほどです。これを読んでくれた皆さん、都立大にあるジョギングコースを歩いて南大沢キャンパスの自然を満喫するとともに、だれも気にしていないようなものに気づいてみるのもいいヘルスプロモーションになるかもしれません。